冒頭(記事冒頭の3行要約)
孫が泣いているとき、祖父母が本当に助かる関わり方は、抱き上げて落ち着かせ、原因を一緒に探すことです。「泣かせるとくせになる」は今は否定的にみられており、安心感を与えることが愛着形成にもよいとされています。この記事を読むと、家族にも喜ばれる5つの関わり方が分かります。
この記事はこんな人向け
- 孫を預かることがあるじいじ・ばぁば
- 娘や息子と関わり方を合わせたい方
- 「正解が分からない」と感じている祖父母
孫が泣いたとき、抱っこしてもいいの?
はい、孫が泣いたら抱っこして大丈夫です。今の育児では、赤ちゃんが泣いたら応えることが、安心感と愛着形成につながると考えられています。
昔は「抱きすぎると抱きぐせがつく」と言われた時代もありましたが、現在はその考えは否定的にみられています。むしろ、応えてもらえる経験を重ねた赤ちゃんは、情緒が安定しやすいと言われています。
1. まずは「抱き上げて落ち着かせる」だけで十分
赤ちゃんが泣いたとき、祖父母が最初にできる一番大事なことは、抱き上げてあげることです。原因が分からなくても、安心できる人の腕の中にいるだけで赤ちゃんは落ち着くことが多いです。
このときのコツは次の通りです。
- やさしく声をかける(「どうしたの〜」「だいじょうぶだよ〜」)
- ゆっくり揺らす(縦揺れより、ゆっくり横揺れ)
- 急がない、焦らない
「泣き止ませなければ」と思うほど、抱っこしている側が緊張して、それが赤ちゃんに伝わります。落ち着かせるのではなく、一緒にいる、くらいの気持ちで大丈夫です。
2. 原因を「順番に」確かめてみる
抱っこしても泣き止まないときは、よくある原因を順番に確かめると落ち着くことが多いです。
よくある泣く原因は次の通りです。
- お腹がすいた
- おむつが濡れている
- 暑い、寒い
- 眠い
- どこか痛い、不快(服のタグ、髪の毛が指に巻きついているなど)
- 抱っこしてほしい、抱っこのしかたを変えてほしい
これを上から順番に確認するだけで、原因が分かることが多いです。分からなくても落ち込む必要はありません。「分からないこともある」のが赤ちゃんです。
3. パパママのやり方をまず尊重する
孫が泣いているとき、つい自分の経験で対応したくなりますが、まずパパママのやり方を聞いてからにすると、家族の中で「ありがたい祖父母」になれます。
例えば次のようなことを最初に確認しておくと安心です。
- 寝かせ方の好み(抱っこで寝かせる派か、布団で寝かせる派か)
- お腹がすいたときのミルクの量
- 困ったときに何をするのが好きか(おしゃぶり、音楽など)
家庭ごとに「うちのやり方」があるので、それに沿うことで赤ちゃんも安心しやすくなります。
4. 「泣き止まないのは自分のせい」と思わない
孫が泣き止まないとき、祖父母が一番疲れるのは、「自分のせいかも」と感じてしまうことです。でも、赤ちゃんは理由がなくても泣くことがあります。これは正常な発達の一部です。
特に夕方に泣き続ける「黄昏泣き(コリック)」は、月齢が小さい時期によく見られるもので、原因がはっきりしないこともあります。
自分を責めずに、次のことを覚えておくと楽になります。
- 泣き止まなくても祖父母のせいではない
- 安全な場所に置いて、一度深呼吸するのもOK
- パパママに電話して相談していい
5. パパママが帰ってきたとき、何を伝えると喜ばれる?
孫を預かったあと、パパママに伝えると喜ばれることは次の通りです。
- いつ、どれくらい泣いていたか
- いつ、何を食べた・飲んだか
- どんなふうに過ごしていたか(笑った、寝た、機嫌よく遊んだなど)
- 気になったことがあれば、判断せず「こんなことがあった」と伝える
判断や評価は加えず、事実だけ淡々と伝えるのがコツです。「大変だった」より「夕方少しぐずったけど、抱っこで落ち着いたよ」のような伝え方が喜ばれます。
まとめ
孫が泣いているとき、祖父母にできる一番のことは、抱き上げて一緒にいることです。完璧に泣き止ませる必要はなく、安心できる人がそばにいるという経験が、赤ちゃんにとって大切なものになります。困ったときはパパママや、自治体の子育て相談窓口にも頼ってください。

